【アラサー限定】恋愛観を変えたいあなたへ贈る、偉人たちの恋愛名言集
はじめに
様々な偉人による恋愛に関する名言やエピソードを特集した記事です。
アラサーというライフステージにおいて、個々の状況が異なるため、周りと自分を比べて焦りを感じることもありますよね。
筆者自身もアラサーで、恋人との別れや愛の本質について深く考える機会が増えています。
そんなあなたの心に寄り添う、心温まる名言を集めてみました。一緒に素晴らしい言葉に癒されてみませんか?
「真の愛と自由を求める」心理学者:エーリッヒフロム
エーリッヒ・フロムは、20世紀を代表する心理学者で、特に「愛」について研究をしていた学者の1人です。
フロムの代表作である「愛するということ」では、現代人が忘れがちな「愛」の本質について深く掘り下げています。
愛とは単なる感情ではなく、人間が成長し、自己実現するための重要な要素であると説いています。
現代を生きる私たちに「愛とは何か。」考えさせてくれるフロムの著書から、特に心に響く名言をピックアップしました。
- 未熟な愛は言う、「愛してるよ、君が必要だから」と。成熟した愛は言う、「君が必要だよ、愛してるから」と。
- 愛は技術だろうか。技術だとしたら、知識と努力が必要だ。
- 愛は「自由の子」なのであり、決して「支配の子」ではない。
- 1人でいられる能力こそ、愛する能力の前提条件なのだ。
- 2人の人間は、自分の交換価値の限界を考慮した上で、市場で手に入る最良の商品を見つけたと思った時に、恋に落ちる。
現代でも愛され続ける数々の名作を残した文豪:夏目漱石
明治時代を代表する作家、英文学者の夏目漱石は、皆さんも馴染み深い文豪の1人ですよね。
教師を務めた後、イギリスに留学し、帰国後は第一高等学校や東京帝国大学の教授を歴任しました。
夏目漱石は「吾輩は猫である」「坊ちゃん」「こころ」など数々の名作を生み出し、近代日本の文学に多大な影響を与え続けています。
とくに「こころ」では、「純粋な愛と現実の乖離、深い愛情と叶わぬ恋への執着」といった複雑な感情が表現されています。
恋愛に悩むアラサー女子にも響くのではないでしょうか。
- 愛は一種の狂気だ。
- 君を愛している。しかし、それは君の全てを理解してるわけではない。
- 真の愛は、相手の幸せを願うものである。
- 愛は、他者を理解し、受け入れる力を持つ。
- 愛とは、自分自身を見つけるための旅である。
カモメの様に自由な精神で西洋文化に精通する文豪:森鴎外
文豪でもあり軍医でもあった森鴎外は、14歳で上京後します。
上京後、軍の衛生学の研究と調査の為ドイツへ留学し西洋文学や西洋思想に触れます。
西洋思想の影響から、作品の文中にフランス語やドイツ語などを織り交ぜる独特で美しい文体が特徴です。
特に「舞姫」は森鴎外の実体験が元となり、留学先のドイツで出会った女性と森鴎外の恋愛関係がモデルとなっています。
当時の時代背景や社会的立場が重なり、主人公(森鴎外)だけの気持ちではどうしようもできない葛藤、悲愛についての物語です。
そんな苦すぎる恋愛を経験した森鴎外から、3つの名言をご紹介します。
- 愛は死のうとするもの
- 愛とは相手を受け入れ、尊重することから始まる。
- 真の愛とは自己犠牲の精神から生まれる。
さいごに
偉人たちの愛に関する名言を紹介しました。アラサー女子の皆様はどの言葉が響きましたか?
私は、エーリッヒフロムの「愛は技術だろうか。技術だとしたら、知識と努力が必要だ。」がとっても好きです。
何事も知識や努力が必要で今までの失敗してきた恋愛は、不必要ではなく自分の成長のためにも必要なことなんだなと心がとても軽くなりました。
偉人が残した名言の数々は、過去の恋愛に思い当たることや、これからの恋愛に活かせることができそうですよね!