【SNS疲れ】SNSを辞めたら孤独?SNS疲れと向き合う対処法
スマートフォンの普及により、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のアカウントを所有する人は多くなりました。
現代では、コミュニケーションの一つとして欠かせないものがSNSです。
しかし、「SNS疲れ」という症状に悩みSNSを辞めたいと思う人も多くいます。
実際に、私も「SNS疲れ」を経験してSNSを辞めていた時期がありました。
SNSを辞めたら楽になった?幸せ?孤独?寂しい?いろんな情報があり悩みますよね。
とはいえ、本当に孤独を感じるのでしょうか?
それでは、SNS疲れとSNSとの向き合い方について解説していきます。
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)疲れになっていませんか?
まずSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)疲れとは、このように定義されています。
エスエヌエス‐づかれ【SNS疲れ】
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)やメッセンジャーアプリなどでのコミュニケーションによる気疲れ。
「SNS疲れ」を経験している人は、7割以上いることが、株式会社アップデイトが運営するotalab(オタラボ)の調査で分かりました。
参照:「SNS疲れに関する実態調査(2023年8月調査)」
SNS疲れ経験者は7割以上!SNSの中で最も疲れを感じている人が多いのは『X(旧Twitter)』|otalab(オタラボ)
「SNS疲れ」は、現代人なら誰もが経験する疲れ、疲労であり特別な疲れや悩みではないことがわかります。
SNS疲れの主な特徴5つ
それでは、SNS疲れの特徴を5つ紹介します。
あなたに心当たりがないか、確認してみましょう。
- 人の投稿と自分を比較する
- 常にSNSを意識した生活になる
- フォロワー数やいいね数が気になる
- SNSを利用しないと交友関係が狭まると思っている
- 暇があると無意識にSNSをみてしまう
他人のSNS投稿を自分と比較してしまう。
旅行や楽しそうな飲み会、豪華なプレゼントなどキラキラした投稿を見てどう思いますか?
ときに、自分の生活と比べてしまいませんか?
「私はなんでこんな...」
「いいなー。ずるい」
他人と自分を比べることで、嫉妬や劣等感などネガティブな感情になってしまっています。
自己否定に陥り、精神的な疲れを感じやすくなってしまいます。
常にSNSを意識した生活になる
キラキラした投稿に感化されて、常に「私も楽しいキラキラした投稿を上げないと!」と思っていませんか?
食べるもの、行くところすべてがSNSに投稿すること「映え」基準となってしまい、リアルの楽しさが半減してしまいます。
「映え」こだわりすぎて、いつもの自分よりも華やかに投稿することが目的となってしまうと本来の自分との差が生まれ、SNS疲れに繋がってしまいます。
フォロワー数やいいね数が気になる
SNSに投稿するといいねやコメント、フォローなどユーザーから反応が貰えます。
その反応が数字として表れるものが、SNSです。
いいね数が少ないと、ネガティブな気持ちになりませんか?
「少ないと私に興味がないのかな?」
「この投稿のどこか変かな?」
いいね数やフォロワーが増えると認められているような気持ちになりますか?
フォロワー、いいね数=自分の評価として受け取っている為、視野が狭くなりSNS上での承認欲求が異常に高まってしまいます。
SNSを利用しないと交友関係が狭まると思っている
一昔前までは、メールや電話でのコミュニケーションが普通でした。
しかし現代では、LINEや各種SNSのDM(ダイレクトメール)機能によって常に誰とでもコミュニケーションが取れるようになりました。
便利になった反面、既読機能などによってリアルタイムで相手の状況がわかります。
既読が気になり、「返事をしないと嫌われてしまうのではないか?」といった不安が生まれやすいです。
また、リアルではないネット上での交友関係が生まれることもありますよね。
現代はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が、コミュニケーションツールとして必要不可欠なアプリケーションです。
だから、疲れても辞めることができないと思ってしまいがちです。
暇があると無意識にSNSをみてしまう
ところで、手持無沙汰になるとついスマートフォン手にしてしまいますよね。
情報量が多く短時間でたくさんのことが知れることがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のメリットです。
しかし、常に選択肢を迫られている状態となり無意識にストレスに晒されてしまいます。
目や脳は、スマートフォンやPCなどの画面上を常に見ている状態です。
そのため、肉体的にも疲れが溜まってしまいSNS疲れの原因となってしまいます。
SNS疲れの対処法5つ
毎日インスタやX(旧Twitter)、TIKTOKなどを開くたび憂鬱な気分になるけど、見ることを止められないSNS。
どうすれば断ち切れるのでしょうか?
では、SNS疲れに悩んでいるあなたに対処法を5つご紹介します。
- SNSのルールを決める
- 友人や家族、恋人との直接会う機会を増やす
- 使うSNSを少なくし、設定を変える
- 没頭できる趣味を作る
SNSのルールを決める
ところで、時間を考えずSNSを触っていませんか?
SNSを使用する際には、自分の中でルールを決めましょう。
- 一日の中で電車の移動の時は見ない
- リビングや寝室には持ち込まない
- 寝る一時間前は見ない
ルールを決めることで生活にメリハリが生まれて、今までだらだら見ていたSNSの時間を有効活用できます。
友人や家族、恋人との直接会う機会を増やす
SNSで簡単に近況を知ることができたり、コミュニケーションをオンライン上で取ることはできます。
しかし、直接会って顔を見て話す機会は受動的に作ることはできませんよね。
自分から声をかけて誘ってみましょう。
おいしいご飯を食べたり会話をすることで、人間と直接的な関わりを持ち幸福感を上げることができます。
使うSNSを少なくし、設定を変える
さて、皆さんはいくつSNSを使用していますか?
いろいろなSNSを使うことで新しいトレンドを知ることができます。
しかし、不要な情報が入ってきてしまい、メンタルに悪影響を及ぼすこともあります。
だから、自分が必要と感じるSNS以外は削除して、必要な情報だけ見ることができる環境にしましょう。
SNSの設定で、広告の操作や特定ユーザーの投稿を非表示などカスタマイズができます。
自分にとって心地よいSNSの環境にして、要らない情報を遮断しましょう。
没頭できる趣味を作る
趣味はありますか?
趣味を作ることで一つのことに集中する時間が生まれ、リフレッシュすることができます。
新たな人間関係が生まれ、世界が広がることもあるかもしれません。
趣味を見つけると、SNS疲れで悩んでいることも忘れてしまうかもしれませんね。
一番のおすすめは、SNSそのものを消すこと。
実践をしてみたが、それでも対処法も効果がない!
それならば、SNSを消せばいいのです。
SNS疲れの中、無理をしてSNSを続ける必要はありますか?
SNSをプチ断食
「アカウントを削除するのは難しいけど、SNS疲れを取り戻したい…」
では、期間を決めてSNSを断つのはいかかでしょうか?
1週間〜1か月程度と期間を決めれば、無理をする必要はありません。
完全に情報源を絶ったわけではなく、一時的に離れてみて自分と向き合う時間を作ってみましょう。
SNSを退会する
辛くて仕方がないときは、SNSを退会しましょう。
メリットとしては、簡単にSNSへ戻ることはできなくなることでSNSから距離を置くことができます。
SNSを退会することは、SNS疲れを癒すための一番効果的な手段だと思います。
しかし、退会すると強制的に見ることができなくなるので、メリットとデメリット両方あるのでしっかり考えましょう。
【実体験】実際に辞めてみてよかったこと
それでは、実体験について感想を残しますね。
私もSNS疲れを感じ何度も1か月程度の「SNS断食」を行いました。
断食を始めた最初の頃は、ログインしたくてたまらなかった記憶があります。
しかし、慣れてくると今までSNSに使われていた時間が、ほかのことに使えとても快適でした。
誰かの投稿で一喜一憂することなく、何より自分らしさが取り戻せたと思います。
「SNS断食」をしているときは、孤独を感じることなく充実した日々を過ごせていました。
よって、定期的にSNSから距離を置く期間を設けることは、現代人にとって必要なデトックスだと思います。
まとめ
SNS疲れについて、いかがでしたでしょうか?
SNS疲れを回復するためには、SNSそのものと距離をとることが大事になります。
現代では、スマートフォンの普及により、SNSを開けば常に何もせずとも情報が入ってくる時代です。
定期的にSNSから距離を置き、自分の時間を持つことを意識する必要がありますね。
SNSを消すことで真の人間関係は崩れることはないですし、孤独を感じることはありません。
自分自身で解決ができない場合は、カウンセリングを受けて自分を見つめ直す時間を作ってみてもいいかもしれませんね。
最後まで、目を通していただきありがとうございました!